妖怪『うわん』

 嘉助という男が金をため、古い屋敷を買って女房と一緒に移り住んだが、その夜、家中に「うわん!」と言う大声が響いて一睡もできなかった。
 翌朝、赤い目をして出てきた2人は、うわんと言う声で眠れなかったと訴えたが、近所の者たちは誰一人そんな声は聞かず、嘉助は一晩中女房と抱き合っていたので眠れなかったのでは、と噂した。
 しかしその話を聞いた古老は、古屋敷には「うわん」という化け物が住んでいるのだと言った。

 また、古びた寺の近くに現れ、人が通りがかるとその名の通り「うわん」と奇声を出して驚かせ、人が気を抜いたときに命を奪い取ってしまうが、言われた側が同じように言い返すことが出来ればうわんは逃げ去ってしまうとの説もある。

(Wikipediaより抜粋)